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バードストラップ

バードストラップのスタンダードタイプを入手

バードストラップというサックス用のストラップが発売されてから長い間気になっていましたが、今まで好んで使っていた物をすぐに変えるのがあまり好きではない性分なのでずっと使わないでいました。が、練習中にサックスを膝に置きストラップに楽器の重さがかからない状態で吹いた時、とても効率よく息を吹き込むことができて良く鳴るということに気付きました。ということは首の絞まらないバードストラップを使ったら、これ同様の効果を期待できるのではないかという確信が脳裏を過ぎったのでした。

 

あともう一点、楽器を引っかける部分が金属製でカチッとはめ込むスナップフックのストラップを使いたかったということもあります。メタルの方が音が良いという評判と、劇伴の仕事では演奏ブースが暗く、楽器を持ち上げたタイミングでストラップが外れて困ることがあった為です。

 

さて、お試し開始。

まず普段使用していたデ・ジャックスのストラップで吹いてみます。

首の部分が布になっていて肌に優しくとても気に入っています。

特殊な形のフックは一度はめると外れにくいのでコレも◎。

やはり良いなという印象です。

そしてバードストラップへ。

 

まずその大柄さにビックリ。

首にあたる部分の革は汗を吸わないのでベタッとします。

さらに硬いスポンジのような物が入っているので体温で熱くなります。

金属製のフックは外れにくく◎。

調整部分の金具も大きくてビックリしますが、これにより首が左右から締め付けられないので非常に楽です。

 

実際に吹いてみました。

音を出してビックリ。

今までと同じように吹いても音量が2〜3割増したような鳴り方をします。

そして低い音からフラジオまでストレス無く吹けます。

とにかく息が効率良く楽器に吹き込めるようになるので音も良くなるし音色・音程のコントロールも楽になり、更に音色の幅が広がります。

 

なんてストラップなんだ!

 

とても衝撃的でした。

 

難点はやはり大柄なこと。

首にあたるクッションは自分には大きすぎるのとブーメラン型のパッドも少々大きい。長さ調整部分の金具も少々大きく感じます。バリトンを吹く時には良いのかもしれませんが。

色々調べているとどうやら小さなモデルもあるようなので次回はそれにトライしてみたいと思います。

 

ひとまず今週のレコーディングはバードストラップでいくことに決定!

 

ストラップを変えてみたいと思っている方はバードストラップを是非。

一吹の価値ありですよ。

(※メーカーの回し者ではありません)

 

 

バードストラップ

 

 

【追記】

ソプラノに使用したところT字の調整金具部分が左手に当たってしまいNG。

ソプラノ用に別サイズを手配する必要がありそうです。


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